1月18日~3月4日、新治谷戸田を守る会 佐藤高志氏による、
『 わら細工を通して時代を見る 』展が行われています。
蓑(みの)、草履(ぞうり)、草鞋(わらじ)、叺(かます)など、
使われなくなってしまったものばかりですが、今のわたしたちの暮らしの中に
あるものと、つながっていることが分かります。
昔話の、おじいさんは山で柴刈りに…の時に、使われていた
背負子(しょいこ)です。
わらで作った背中あてで身体に負担がかからないようにしていました。
こちらは「イチッコ」と言って、畑でとれたお芋や堆肥を運ぶために
作られました。
時代劇などで肩に担いでいる姿をご覧になったことがある方も
多いのではないでしょうか。
各エリアの展示物を体験してみたいという方は、スタッフにお声かけ下さい。
わたしたちの毎日の食卓にかかせないお米。
収穫の後の稲わらは、暮らしにかかせない大切な資源でした。
土に戻る稲わらを暮らしに利用してきた「 かつてのわたしたちの暮らし 」は、
これからの暮らしを考えるきっかけになるかもしれません。