旧奥津邸前庭の人気者『テッセン』。
毎年、春になると手のひらほどの大きくきれいな花を咲かせ
来園される皆さまやスタッフたちの目を楽しませてくれています。
<5月9日撮影>
花びらのように見える部分は「萼(がく)」と呼ばれる葉っぱが変化したもので、
中心の部分が本当の花になります。
この萼(がく)が落ちると真ん中にある花弁の部分が球体になり、
しばらく写真のような状態が続きます。
金色のアレみたい!と私はいつもにやけてしまうのですが・・・
みなさんのご感想はいかがでしょうか?
<7月8日撮影>
そして最後は種子の先についた細長く伸びた部分が
毛に覆われて、風に飛ばされて行きます。
<7月8日撮影>
もちろん、一番の見頃は春の花なのですが、
姿を変えていく様子もお楽しみいただきたい!
400年ほど前に中国から渡ってきたとされ、
家紋に使われるほど古くから愛されてきたそうです。
多様な変化で私たちを楽しませてくれるのも
愛され続けた理由のひとつなのかもしれませんね。