2月10日から、3月4日まで新治谷戸田を守る会、
佐藤高志氏による「わら細工を通して時代を見る」の展示を
旧奥津邸エリアと管理事務所にて、おこなっています。
こちらは稈心(みご)という稲の実を落とした穂の部分を使った
手ぼうきと、羽釜(はがま)の下に敷く釜しきです。
蓑(みの)や草鞋(わらじ)、草履(ぞうり)などは試着ができ、
作品は、触っていただけます。
佐藤氏は、生活の中でわら細工を作っておられた方に、
直接聞き取りをして、制作をされています。
お話を通して、当時のようすが垣間見えてくることがあるそうです。
収穫のあとの稲わらは、暮らしにかかせない大切な資源でした。
ぜひ、作品を通して、見えてくる時代の変化を感じていただければ
と思います。